【低価格高品質の作り方】低単価案件の攻略法

電卓
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みなさん、おはこんばんちは!
はなさんです。

本日は低単価案件の進め方について書いてみようと思います。

この記事での低単価とは10万円以下のことです。

目次

この記事の要約

最初にこの記事でお伝えする要約をお伝えします。
最後まで読んでもらえるとすっと落とし込めるかとおもいます。

  • 流れはあまり深く考えない。いつもどおり。
  • 自分のやったことを記録する
  • 難しいことは言うな
  • 信頼構築は正攻法

それでは本編どうぞ。

はなさんの心の声

超大作になりそうな予感やで

基本的には一般的なWEB制作の流れと同じ

まずは、基本的な流れを理解しましょう。
ざっくりした流れは以下です。
※契約締結して受注後の流れです。

はなさん

サクッといきまっせ~!

基本的なWEB制作の進め方

  • ヒヤリング事前準備
  • ヒヤリング
  • 構成、ワイヤーフレーム
  • テスト環境構築
  • デザイン作成
  • コーティング
  • 公開に向けた準備
  • 公開

ここに、定期的な打ち合わせなどが入ります。
低単価案件の場合はとにかく工賃の予算がとれないのでここから省けるところは省き、まとめれるところはまとめます。

低単価案件では、こんな流れ

  • ヒヤリング事前準備
  • ヒヤリング(デザイン参考サイトは必ず決める)
  • 構成、デザイン作成、コーティング
  • 公開に向けた準備
  • 公開

簡単にいうと、構築フェーズを徹底的にまとめます。
まずは、ワイヤーフレームは作らない。
工賃が取れないのこの工数を省きます。
ただし、これはお客さんへの提出はしないという意味合いです。
情報をまとめる意味で手書きで簡単にWFを書く位はしてもいいです。
これはそれぞれのスタイルです。

構成、デザイン作成、コーティングをまとめる。
どういうことかというと、この位の単価の場合はテンプレートやWordPressであれば既存テーマです。
5万円以下とかの場合はノーコードでもいいですね。

オススメの制作ツール
  • WordPressテーマ「SnowMonkey
    説明不要の優良テーマ、ブロックエディタ完全対応でどんな味にも染まります。
  • WordPressテーマ「SWELL
    オウンドメディア構築ならこれ。
    ブロックエディタ完全対応でこのブログもSWELLで作ってます。
  • ノーコードツール「Wix
    僕はノーコードはWixしかまとも使ったことがないので1つですが、STUDIOとかでもいいかと思います!
はなさん

ブロックエディタは低価格高品質の大きな味方!
しっかり使い方を把握しましょう!

個人的には「サーバーに簡単インストール」がある場合はWordPressを使う方がいいかなと思いますね。
理由は次の章でお話しします。

無い場合はFTPやDBを触る必要があるのでこの単価では少しリスクが高いですね。

お客さんにサーバーを進める場合はエックスサーバー さくらのレンタルサーバ あたりが使いやすいです。
僕が受けているお客さんもこの2社が圧倒的に多いです。次点でロリポップ でしょうか
ちなみに、自分でサーバーは一つ持っておいた方が絶対にいいです。
ボートフォリオ、事業サイトはもちろん、最初の時点でサーバーがないお客さんにはテスト環境を作って先行で制作を進める事ができます。

デザイン参考について

声を大にして言いますが…デザイン参考サイトは必ず決めて下さい

ここで大事なのは、テーマ・テンプレートでできそうなシンプルなデザインを2~3サイト選ぶ事
最悪、ここさえ決まればなんとかなります。特に0→1の人はデザイン参考サイトを決める!ということを強く意識してください。

明らかに凝ったデザインやイラスト多用をしているサイトを先方が提示してきた場合ははっきりとこの値段では難しい旨は伝えるべきです。受けてしまうと必ず消耗すると断言します。

参考サイトの例

レイアウトがかなりシンプルなので、テーマで制作できるとおもいます。

効率化!効率化!!効率化!!!

この単価だと、完全テンプレートになるとお話ししましたか
そのテーマ、テンプレートを、使って自分のテンプレートを作ります。

はじめの2~3件はテンプレート作りと併用して制作を進めるので少し時間はかかりますが、今後のサイトはすごく時間短縮ができます。

WordPressの場合、以下のようなテンプレートを作っておくといいでしょう

  • WordPressをインストールして、初期設定を終わらせたテンプレート
  • シンプルにレイアウトをした、1ページサイト(こんなの
  • シンプルにレイアウトをした、複数ページサイト
    TOP、コンセプト、会社概要、サービス内容、料金、問い合わせ くらいのテンプレ

これがあれば使いやすい、という事ですが
これから作るものに関しては「すべてテンプレート」という気持ちで対応をするべきです。
案件をこなせばこなすほど要件に合わせたテンプレートが増えていくので、今後の幅が広がります。

前章でお話した「WordPress」を使うほうがいい。というのは
制作→テンプレ化→ほかの案件への代用がものすごくスムーズだからです。

※ノーコードツールはそんな使い方できるのかはわからないです…、知ってる人教えてください!

テンプレートはプラグインで展開しよう

WordPressはテンプレート化ができたら、案件への代用です。
以下のプラグインにて行いましょう。

テンプレ展開のおすすめプラグイン
  • ド定番「All-in-One WP Migration
    ワンクリックでDB含むWP全体をインポート、エクスポートしてくれる定番バックアッププラグイン
  • FTP接続ができるなら「Duplicator
    基本的にはWP Migrationで大丈夫ですが、うまくいかなかったときはこれが使いやすいです。

テンプレ展開をする際はサーバーのPHPとDBのバージョンに気を付けましょう!
テンプレを作った環境と違う場合、うまく展開されない可能性があります!

テンプレートとは言え、絶対にわすれてはいけないマインド

勘違いしないでほしいのはテンプレートだから楽する。手を抜く。ということではありません。

あくまでも、汎用性の高いテンプレートからお客さん毎のオリジナルサイトを作る事を決して忘れないでください。

以下は全サイトに必ず行う必要があります。

  • セキュリティ設定(ログイン画面のURL変更など)
  • title、description設定
  • 画像の最適化(圧縮、alt設定など)
  • ユーザー名、パスワードの複雑化
  • インデックス登録

それぞれに対して、後日別途記事を書こうとおもっています。

伝え方を工夫する

工夫といっても、当たり前のことではありますが、復習程度に読んでいただければと思います。

低単価でホームページを作りたい方は中小企業や個人事業主が主かと思います。
したがって、WEBでの集客に消極的であったり、時代の流れから必要性を感じて動き出すかたが多いように感じています。
そのようなお客さんはWEBに対する知識やITのリテラシーが低い方が多い印象です。
そんなお客さんには伝え方には工夫が必要です。

専門用語は使わない。

基本的には専門用語はあまり使わないほうがいいです。
個人的なオススメは、別の単語に言い換えることも必要ですが、少し長くてもいいから軽く説明するほうが伝わるように思います。

  • SEOの説明 ※MEOも同じ
    「Googleとか、Yahoo!にサイトを見つけてもらって、辞書に乗せてもらうための設定になります」
  • サーバー、ドメイン
    「サーバーというのは、土地でドメインというのは建物ですとイメージしてもらえると良いかと思います」
  • ブラウザ
    「いつもインターネットを見てもらっているソフト」

などです。
最近ではLステップとかも説明しますね「LINEの拡張機能で、めちゃ色々できるようになるんです!」とか、Lステップという商品名は出さない事がおおいです。

はなさん

あえて、専門用語を使う場面などもあります。
それは経験や人を見てから判断してくださいw

徹底した報連相

みなさんはクレームの主な原因って知っていますか?

  • 品質不良
  • 接客態度
  • ルールの押し付け
  • お客さんの勘違い

おもにこれらが原因と言われています。
WEB制作の場合、僕の経験上「品質不良」「接客態度」これが9割を締めます。

具体的にどういう事かというと

  • 約束を守らない
  • 進捗報告が無い(放ったらかしにされていると感じる)

これです。考えてみて下さい。社会人として当たり前ですよね。
これができてない人と仕事はしたくないです。

とにかく信頼獲得につながるのは「サイトの品質」「サイトのデザイン」とかではないです。
一番効果的で・お客さんが安心するのは「コミュニケーションの多さ」です。

しつこいくらいの進捗報告、細かいことでも相談(調べてわかることはNG)、ポイントで成果物の感想を求める

こんなん聞いてもいいかな?とか悩んでる時間がもったいないです。
ほんとにしつこいくらいで十分です。言われてから頻度を下げれば大丈夫。

具体的には…

  • ヒヤリング後の議事録送付
  • TOPページ完成 → できるならディスカッションすべし!早くに要望言ってもらうほうが後々楽になる。
    「なにか修正などありましたらお気軽にお申し付けください!」
    「確認ですが、いつ頃までに頂けそうでしょうか?」
  • 資料の提供スケジュール確認
  • 下層ページ毎に報告
    「今日はこちらのページをやりました、お時間あるときにでも見ておいていただけると嬉しいです!」
  • 公開前の設定進捗・完了報告
    「本日、明日くらいでセキュリティとSEOの設定などを行っていきます!」

など、細かく報連相を行いましょう!

状況が許すのであれば連絡手段は電話がいい

状況が許すのであれば電話をかけるのが一番いいです。
理由としては、問題解決がとにかく早い。これが一番。

また、なにか提出のタイミング(TOPページなど)はメールを送って電話をかける。
可能であれば、「OKの一言でいいのでご返信いただきたいです」と伝えて返信をもらってください。エビデンスになります!

【おまけ】ほかにもこんな事を意識しましょう

  • とにかくキャッシュフローを意識する。(入金)
    低単価の案件で長引くのは本当に勘弁…
    どうしても進まない場合はリリースも視野に入れるべし
  • 素材提供がいつまでも来ない場合
    最悪作っちゃったほうがいいです。そのほうが早い。
    強みや理念を箇条書きでもいいのでもらってそこから簡単に文章を作りましょう

困ってるなら相談にのります!

制作の事でも、案件の進め方でも、なにか困っている事があれば、僕ができる範囲であれば相談に乗ります。
気軽にTwitterから相談をしてください。

電卓

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